こんにちは、日々乃(ひびの)家のつむぎママです。
みなさんのお子さんの学校では、「日記」の宿題はありますか?息子いろはが通う学校では、「作文帳に2ページ以上」の日記を書く宿題があるんです。
始めたばかりの頃は、「今日、何書けばいいかわかんない~」と作文帳と向き合った途端に泣く始末。書き上げるのに、1時間以上かかる日もたくさんありました。私もついイライラして、せっかくの休日も台無しです。
でも、実は子どもが日記を書けないのには、ちゃんとした「理由」があったんです。
今回は、宿題の日記がスラスラ、しかも楽しく書けるようになる「3つのコツ」をご紹介します。
なぜ日記は「書けない」のか?
子どもにとって、真っ白な紙を埋めるのは、私たち大人が「いきなり2000字の論文を書いて」と言われるのと同じくらいハードルの高いことです。
日記帳を前にした子どもの頭の中では、次のようなことが起こっているのです。

- 何を書くか忘れてしまった: 夜になると、朝の出来事はもう「遠い昔」です。
- 構成がわからない: どこから書き始めて、どう締めればいいのか迷子になります。
- 完璧に書きたい: 「間違えたら消さなきゃ」というプレッシャーが筆を止めます。
このハードルを、ちょっとした「親の仕掛け」で取り除いてあげましょう!
コツ①:【仕組み化】型を見えるところに貼っておく
「自由に書いていいよ」が一番難しいもの。だからこそ、日記の「テンプレート」を用意してあげます。
日記の「テンプレート」
以下の項目を紙に書いて、勉強机やリビングの壁など、「書く時に必ず目に入る場所」に貼っておきましょう。
- いつ・どこで・だれと(状況のセット)
- 何をした?(メインの出来事)
- 具体的に!(色、形、におい、音、触った感じなど)
- どう思った?(心の動き)
- 次はどうしたい?(未来への一歩)
下のテンプレートをダウンロードしてもOKです!

五感を使った言葉を引き出す「質問リスト」
特に「具体的に!」の部分が、日記を生き生きとさせる隠し味です。 「おいしかった」だけでなく、「お砂糖みたいにすごく甘かった」「お花みたいな匂いがした」など、五感を使った言葉を引き出してあげてくださいね。
1. 【視覚】目で見たものは?(形・色・様子)
- 「それは、何色に似ていた?(レモンみたいな黄色?夜の空みたいな青?)」
- 「形を何かに例えるなら?(カクカクしてた?お月さまみたいに丸かった?)」
- 「大きさはどれくらい?(ありさんサイズ?いろはの手のひらより大きい?)」
- 「キラキラしてた?それとも、つやつやしてた?」
2. 【聴覚】耳で聞こえた音は?(声・音・リズム)
- 「どんな音がした?(ガリガリ、ふわふわ、トントン)」
- 「周りは静かだった?それとも、お祭りみたいに賑やかだった?」
- 「誰かの声や、鳥の鳴き声、風の音は聞こえたかな?」
- 「その音を口で真似してみると、どんな感じ?(ドカーン!、ピチャピチャ)」
3. 【嗅覚】鼻で感じた匂いは?
- 「どんな匂いがした?(お花みたい?お日さまの匂い?)」
- 「おいしそうな匂いだった?(チョコレート、カレー、お醤油の匂い)」
4. 【触覚】手や体で触った感じは?(温度・質感)
- 「触ったらどうだった?(ざらざら、つるつる、ふわふわ、ベタベタ)」
- 「硬かった?それとも、マシュマロみたいに柔らかかった?」
- 「温度はどうだった?(氷みたいに冷たい?お風呂みたいにポカポカ?)」
- 「持ったとき、重かった?それとも、羽みたいに軽かった?」
5. 【味覚】口の中で感じた味は?(※食べ物の時)
- 「食べた瞬間、どんな味がした?(甘い、しょっぱい、ちょっと苦い、酸っぱい)」
- 「噛んだとき、どんな音がした?(シャキシャキ、モチモチ、パリッ)」
パパママも、下の画像を保存していつでも見れるようにしておくと楽ですよ。

コツ②:【事前準備】「書くこと」を意識させてから動く
夜になって「今日は何書く?」と聞くのは、実はもう手遅れ(!)なことが多いんです。 人間の脳は、「後でこれを誰かに伝えよう」と思っている時ほど、記憶に深く刻まれるようにできています。
「録画スイッチ」を入れる声掛け
お出かけの前や、お菓子作りの前などに、こう声を掛けてみてください。
「今からすることを、今日の日記に書こうか!」
これだけで、子どもの脳の「録画スイッチ」が入ります。 意識して行動することで、「あのカピバラさんだけ、ごろーんって寝転がってる」「ハンバーグ丸めるの楽しい!」と、日記のネタをリアルタイムでキャッチできるようになるんです。
コツ③:【伴走】親が「グラレコ・インタビュー」をする
いきなり鉛筆を持たせるのではなく、まずは親子の会話からスタート。ここがつむぎママ一番のおすすめポイントです!
親が「メモ役」に徹する
子どもに先ほどの「型」に沿ってインタビューをします。その時、親が横で「グラレコ(簡単なイラストと文字のメモ)」をササッと描いてあげるんです。

- 子ども: 「今日ね、お庭のお花に水をあげたよ」
- ママ: (ジョウロと花の絵を描きながら)
「ありがとう!お花は元気そうだった?」 - 子ども: 「いっぱい咲いてたよ!虹も出たんだ~」
- ママ: (虹の絵を描き足す)
「よかったね!虹には何色があったの?」
こうして目の前で「自分の言葉」が「楽しい図解」に変わっていくのを見ると、子どもはワクワクしてきます。
そして、グラレコを見返しながら「一緒に」文章にしていくと、書く内容や構成に迷うことなく、スラスラと書くことができます。

ぼくは、日記の宿題があるときには、いつも書いている日記はおやすみしてるよ。ふたつ書くのは大変だからね。
ネタに困ったら?日常の「半径50cm」を宝物にする

日記のネタは、遊園地や旅行などの「特別なイベント」である必要はありません。 むしろ、日々乃家が大切にしているのは、日常の中の小さなトキメキです。
- 「お庭の花が咲いた」
- 「道で見つけた石が、ツルツルとしていてきれいだった」
- 「カラスの鳴き声が、会話をしているみたいで面白かった」
こんな小さな発見を日記にする習慣がつくと、子どもの感性は豊かになり、「ネタがない」と困ることもなくなりますよ。
親の合格ラインを「うんと下げる」
せっかく書いた日記。字がはみ出ていたり、文章が少しおかしかったり、つい直したくなりますよね。でも、ぐっと堪えてください。
「自分の気持ちを言葉にできたこと」だけで、100点満点の花マルです!
「よく観察できてるね!」「この擬音が面白い!」と、良いところを見つけて伝える。日記を「お母さんに怒られる時間」ではなく、「自分の発見を褒めてもらえる時間」にしてあげましょう。
まとめ:日記は親子の対話の時間
宿題の日記は、単なる義務ではありません。 親がインタビューし、子どもが言葉にし、一緒に笑いながら振り返る。それは、世界にたった一つの「親子の対話の時間」です。
本日のまとめ
・型を貼る: 迷子にならないための地図を用意。
・予告する: 脳の録画スイッチをオンにする。
・親がメモ: グラレコインタビューで、ハードルを徹底的に下げる。
「ママ、今日のこれ日記に書きたい!」 そんな言葉が聞けるようになったら大成功です。
まずはお気に入りのペンを手に、お子さんの「心の声」を一緒に描いてみませんか?
あなたの今日が、素敵な日記の1ページになりますように。




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